62番札所問題


62番札所は「宝寿寺」は、数年前より四国八十八か所霊場会から脱会しているとの理由で霊場会の指示には従わず。結果、霊場会側と訴訟問題に発展していた。そして今年、裁判所より宝寿寺側の言い分が認められたというのだ。

 

霊場会側は対抗措置として、新たに「62番札所」を(61番香園寺第2駐車場)に新設!

名称は「62番札所」とあり。

平屋のプレハブの中に、仏さんが祀られていてその一部に納経所がありました。

参拝はプレハブの外で行います。燈明・線香・賽銭を入れて読経しました。その後プレハブの中に入り納経していただきました。新しい62番札所の揮毫と納経印をいただきました(下記、写真参照のこと)。あと御影(おすがた)も無料で1枚いただきました。

 

お話をお聞きすると、「62番札所」については、しばらくはこのような形で対応するとのことでした。今後の霊場会のイベント開催時、62番札所として参加するので参拝者の方には決してご迷惑をお掛けしません、とのことでした。

 

この新たな札所は、まだ認知されていないのか、今のところ参拝する人は少ないようです。確かに、先ほど見かけた61番「香園寺」に居た団体さんの姿はここにはありません・・・

 

で、次に(ここから車で5分ほど走ると)62番「宝寿寺」に到着しました。

行ってみると、旧本堂前に立派な納経所が建ててありました!

(参拝後、納経所に行ってみると)

年配の女性2名が座っていまして「納経(帳)は今まで通り300円ですが、御影は200円になります」とのこと。確かに昨年までは御影は無料でした。

「今年から有料になったのですね~」

 

お話を聞くと、「このような状況なので、独自のやり方で進めて参ります」というようなお話をされていました。霊場会とは無関係なので(今までもそうでしたが)納経時間が他のお寺さんと異なります。ちなみにお昼時間(午後12時~午後1時)は納経所は閉鎖されています。あと朝も午前7時からではなく午前8時から納経所が開きます。

 

「さてさて、62番札所問題の今後の動向がやや気になるところでもあります」


62番「宝寿寺」の揮毫と納経印(右ページ)、そして御影(おすがた)です。


新62番札所の揮毫と納経印(左ページ)、そして御影です。